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当局も自粛を促しているネット通販(具体的な漢方薬類を陳列・掲載したお誘い販売)はもとより、たとえ電話相談あるいはメール相談であっても、一度も直接お会いすることなく医薬品である漢方薬を販売することは、様々に問題があるように思われます。
ネット通販(具体的な漢方薬類を陳列・掲載したお誘い販売)のみならず、たとえ電話相談であっても、直接お会いしないまま販売した漢方薬が、もしも全然効かなかった場合、新たな漢方処方に変えるにしても、一気に信頼を失うことでしょう。
つまり、一度も顔を合わせたことがないだけに、いよいよ雲を掴むような話になり、話は空転して不審感をますます招くばかりとなります。
たとえ一時著効を奏しても次のようなたくさんの窮地に陥った実例を経験しています。
⇒ 善意が逆恨みとして帰って来たやるせない過去に経験した多くの記憶
ですから村田漢方堂薬局では、既に十数年前より、どんなに依頼されても一度も来られない人には電話相談はきっぱりお断りしております。
世間では気軽に加味逍遙散だの当帰芍薬散、あるいは桂枝茯苓丸などと名前だけは有名になっている漢方薬ですが、このレベルの基本中の基本方剤でさえ、正しく選ばれているとは言いがたいのが現実です。
ましてや、何年もの間、各地の西洋医学の病院治療によっても思わしくないので、東洋医学の漢方薬に目を向けられたところで、そうそう簡単に電話相談だけで適切な漢方薬が見つかるはずもないものと思われます。
あっても十度に一度あればよいほうでしょう。
百聞は一見にしかずというように、電話で何度相談しても、一度も会ったことのない人に、どんなイメージが湧くというのでしょうか?
しばしば電話相談を依頼されるのが漢方専門薬局ではありますが、長年の経験からは、とんでもないことだと思っています。
もちろんこのことは、インターネットを通じたメール相談の場合も同様です。
ところが、一度でも来局頂いていると、手間隙かけての直接面談によるご相談ですから、百聞は一見にしかずで、信頼感が一気に増すのと同時に、その後、遠方であるなどの理由から電話相談やメール相談に移行しても、引き続き綿密な御相談が出来るし、正確な弁証論治にもとづいた適切な漢方薬のアドバイスがスムーズに行えるものなのです。
もちろん、誤った漢方薬を奨めてしまうことも激減する訳です。
とは言え、誰彼ナシに何方でも御相談に乗っているわけではありません。
病院に行くのが嫌だという理由だけで、漢方相談に来られる人は、もっとも問題外です。思いがけない隠れた重大な病気があった場合に発見が遅れたために、あとで後悔することにならないとも限らないからです。
更にもう一つ、ちょうど引用するのに適切なブログ『漢方と漢方薬の将来のために』に昨年9月に書いたものに、次のような文章がありました。
お断りすることが多いもう一つの理由
以上のような理由から、真剣・真面目な御相談だけを受け付けている訳です。
但し、世の中には西洋医学治療に限界を感じられて、漢方薬に救いを求めようという方も大変多く、それにはどのような行動を取ればよいのか、思案にくれておられる方も多いようですので、多少のヒントをアドバイスする目的で、次のようなブログを継続しています。